介護のつぶやき~認知が進んだ理由~

アルル・アヌ

2012年09月27日 23:14

昨日の日記に、14・5年ほど前より義母の認知が始まった様子を書きました。

本人も気にしておりましたし、大変デリケートな問題だと感じてはいましたが、なんだかんだと取り繕って認知症外来に出向いたのを、今でもはっきりと覚えています。

その時、診て下さった先生が認知症では有名な先生だったのですが、非常にはっきりと「中ボケ」だと診断されました。

色々な診断テストの方法があり、数時間かけての診断でした。

ただ、認知でも普段の生活で気をつけて過ごせば一旦は回復に向かったり、進行するのを防げるというお話でしたが、非常に家族に負担がかかるのと本人の努力も必要になる内容だったので、そのうちに通わなくなってしまいました。

この時に、私は地元のデパートへフルタイムのパートへ出ていました。

子どもも小学校1年生と幼稚園の年中さんで、そういった面では家族の協力が必要な時でもあったのですが、この時に義母がたまたま子どもの面倒を見ていてくれていた時に、その事件は起こったのです。

なんと、義母が子どもにどういうわけかサッカーボールの上に両足で乗って立てれると言い、実際に乗ってみせたようです。



もちろん、転倒。

このあたり、判断力が低下しているとも取れる行動なんですが、結果脳内出血を起こし、1週間ほど入院という事態になりました。

どうも、このあたりからぐっと認知が進んだ原因があるのではないかと思っています。

年をとってからの転倒で頭を強く打つということは非常に脳にダメージを与えると、その後の認知症を発症する原因のひとつになると、後でラジオで聴いたことがあります。

非常に残念です。

それから、睡眠薬。

舅、姑ふたりとも非常に夫婦仲が悪く、私が嫁いできてからも、何度も大きな夫婦喧嘩をしています。

その心の寂しさや満たされない気持ちが、夜になりいわゆる寝酒をし、さらに眠れなくて睡眠薬を飲んでいたようなんです。

これも、大変危険です。

年をとってからどんな影響が体に現れるのかわかったものじゃありません。

そんなこんなでまだ66歳を過ぎたばかりの義母に、はっきりとした認知症の症状が出てきたというわけです。

しかし、どれをとっても正直本人が起こしてきた問題でもあると思うのですが、私とのご縁なのでしょう。

この時私の年齢は28・9歳です。

結婚が早かったというのもありますが (-_-;)

よくやってきたと思います。

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