2012年12月07日
介護のつぶやき~初めてのセリフ~
12月に入ってから、ものすご~く一日が過ぎるのが早くなっていると感じています。
もちろん、師走ということもありますが、叔母の介護施設の移転は、思いもよらない用事が増えています。
その上、ここ最近義母の認知がジワジワ~っと進んできているようです。
一日一回はかならずんんんんん???????
と思わずにはいられない『何か』があります。
今日も夕方、ひと騒動がありました。
以前は、家にいると意欲減退で、ず~っと寝てばかりで、義父に促されてできる家事をしょうがないやっているという感じでした。
が、どういうわけでしょうか、ここしばらくの間、お昼を過ぎてやることがないと台所に早々立って、晩の食事の支度を始めてしまいます。
もう、2時や3時からです。
義母の料理は、正直どうにか口に入ればいいかなあ~というレベルです。
味付けも随分と、不思議な味になってきてしまっていますし、毎回食材を見るとフライパンで炒めようとします。
塩干の魚でも、網ではなくフライパンです。^^;
義父がいくら「YUKI (私です)が食事の支度を見てくれるまで、待ってろ!」と言っても、なかなか言う事を聞きません。
それで、なんとも不思議なおかずを4時頃に出し、さすがに義父を怒らせました。
もう、何回目かになります。
義父も怒れて当然ですね。
火の始末や水道水にも気を配らなければならないわけですから。
私が夕方出かけている間に、大喧嘩した模様。
義母は、すっかり落ち込んで、部屋に引きこもって布団をかぶり寝込んでいました。
本人も辛いのです。
義父も、そして私も・・・・。
「もう、役にも立たない私なんか、早くお迎えがくればいいのに、これが困ったものでなかなか来ないの。ホント、生きているのが嫌になっちゃう。」と、寂しそうにつぶやきます。
以前は、そんな事言っちゃだめだよ、生きているだけで儲けもんだと思わなきゃ、お義母さんがいることで助かっていることもあるんだよ~、とかいろいろ励ましていましたが、もうね、それよりも一緒に、頷いて「ホント、生きていくのは大変だね~、辛いよね、嫌になっちゃうし、どうにもできないから困っちゃうよね。」と同じセリフを返してあげることにしました。
その方が、不思議と本人の顔が緩むんです。
現状を、そうじゃないんだよ、と押さえ込まないで、本当にその通りだねと心から共感して認めてあげること。
こんな出来事があったせいでしょうか、いよいよ義母が「なんだか自分の家にいるわけではないから、肩身が狭い気がするんだけど、そうかと言ったって、行くところもないし・・・」
(°д°) (゚д゚lll)
ちょっと辛いのですが、義母がいよいよとこんなセリフを言うまでになってしまいました。
多分、喧嘩したストレスからだとは思うのですが、ショックです。
そんな夕方、私が出かけていた所は、病院です。
その帰りに佐鳴湖の夕焼け写真をiPhoneで撮りました。
綺麗でしたよ~。
この病院ネタもじつは要チェックな話がありまして、明日書けたらいいな~というところです。^^
Posted by アルル・アヌ at 23:36│Comments(0)