世界でたったひとつだけの服

今日の朝、いつもと同じように義母のデイサービスの支度を見ていた時です。

ここ数日、義母が股関節が痛むと訴えていました。

今日はまたかなりその股関節が痛むような様子だったので、ちょっと不安になってしまいました。

無事に送り出してから、今日の夕方までそのことが頭から離れないんです。

そんなに、義母のことが心配なのか？とうとそういうわけではなく、これがもっと悪くなったりしたら、介護が大変だ！という思いに駆られてしまったのです。

そうです、自分の今後が心配になったというわけで・・・・。

ちょっと情けないのですが。(´＿｀｡)

義母ですが、もう数分前のことは、よほどインパクトがなければ忘れてしまいます。

なので、接骨院など治療が主な所では迷惑がかからないように受診できるか、分からない状態なんですね。

今までは、行きなれた内科でたいした治療などなかったから、済んだものの、今回ばかりはちょっと不安です。

しかも一度接骨さんにかかると、結構頻繁に通わなければならないと思うと気が重くなってしまいます。

診察に行って帰ってくる間、義母の同じことを繰り返す問いかけに、どれだけ平常心でもって応対できるか。

介護は奇麗ごとばかりは言っていられないものだな～と、ここ最近になって思います。

そばにいる家族も人間なので感情がありますしね。

そんな自分も今、同じ股関節痛と左肩を痛めているので、接骨通いですが。

でも、今お世話になっている接骨院の先生が親切な方で、往診しますよ～と言って下さいました。

そのような言葉で、ありがたいとじ～んと胸があつくなる私です。

で、なにが気づきが必要なのかと言いますと、今後の介護が大変！という思いに、すばやく気がつくのが大事だな～って思ったのです。

この今後の・・・という思いは過去自分が幾度となく介護で大変だった記憶があり、あれかあれ以上の大変さを経験するかもと、頭が予防線を張っているのに違いないからです。

そうなると、この考えは過去の経験における未来への思いということになるでしょうか。

なんだか、ブツブツわけのわからない事を言っていますがお許し下さい。

そう、今現在はその状況ではないんだよ～って、この思いに思考が張り付いてしまった時に、なるべく早く気がつくようにしています。

まだ、おばあちゃんは接骨に通ってないですよ～なんてね。

こんな気づきが『今ここ』の自分に戻してくれると教えて下さったのが、日本人でありながらタイで出家されたプラユキ・ナラテボー師です。

このブログでも、何回かご紹介させていただいております。

プラユキ・ナラテボー師の瞑想会
この気づきを養っていくということが、ありきたりな日常生活を送っていくなかで、どれだけ大切なことかと、こういった出来事で感じるわけです。

今日は、何度も何度も自分の手を感じ『今ここ』、歩いている足に気がつき『今ここ』とやったかわかりません。

こうやって、生活の変化を『今ここ』を意識しながら、心が受け入れていくのがいいのかもしれません。

案外、たいしたことではないのかも。

もっともっと介護で大変な思いをされているかたは沢山いますから。＾＾